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2007年 10月 08日
海外だと街を歩いていても、「この道はまっすぐ行かないほうがいい」とか「彼らに近づくのはやばいんじゃないか」と、ピンと来る時がある。はっきりとは表現できないけど、なんだかそんな空気を感じる場所や人がある。
日本は平和なもんで、口をぽーかんと開けながら歩いてたって安全だけど、最近はコンビニにいても事件にあうぐらいで、あまり油断していてはいけないようだ・・・ 日曜日のお昼ごろ、大通り公園から一本入った道を歩いていた時。 ふと前を見ると、武士のように着物を着た男が二人、縦列になって向かいから歩いてきていた。風貌や歩く雰囲気も異様だったが、それよりもまずかったのは腰に挿してある銀色のキラリと光る物!大きさから言って小刀、しかも全体が銀色に光っているということは鞘にすら入れていない、いつでもやる気満々という感じだ。 気づいた時点で、敵までの距離は5メートルを切っていた。横を歩く彼女に「やばいぞ」と小声で言うのがせいいっぱい。そして、次の瞬間には二人のうち後ろを歩いていた方の男が、腰に挿しているものを抜いて構えてしまった・・・ 周りには人気もない。いたところで、切りつけられても助けてくれる人はいないだろう。救急車が早く来るのを祈るのがせいぜいだ。 その銀色に光るものを構えた男は、そろえた膝を曲げ、地面に落ちていたものをつまんだ(?)そして、前を歩いている男が背負っている籠(そんなの背負ってたの?)に入れた。そして、持っている銀色の何かを鮮やかにさばき、腰に挿すとまた歩き始めた・・・ どうやら、銀色に光るものは小刀ではなく火バサミの様だ。彼らはごみ拾いをしているのだ。 遭遇直後の恐ろしさと、善行・そして過剰ではまりすぎな演出とのギャップにしばらく立ちすくんでしまったが、切りつけられる心配はなさそうなので、声をかけてみた。 案外、会話は普通に成立して、彼らは「一世一代時代組」というパフォーマンスチームで、週に4回ほどこの辺をごみ拾いしているとのこと。「切りつけられるかと思いましたよ~」と言ったら「よく言われます。」とちょっと苦笑いしていた(笑 パファーマンスなのに、人通りがほとんど無い場所でやっていることに、何か説得力を感じてしまったが、街中ど真ん中でやれば外国の観光客が大喜びだと思うんだけどな。
by takai.t
| 2007-10-08 19:17
| コラム
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